久しぶりに 巻き爪の症例報告をしたいと思います。

 

江戸川区在住の60代の女性が 昨年末にいらっしゃいました。

親指が重度の巻き爪で他の爪も巻き爪になっていました。

 

今回は 親指だけの矯正でした。

 

写真で見てもらえればわかる通り（ピンぼけですが）爪が皮膚をつまんでいるような形で痛みが強く出ていました。

 

歩くことに痛みがあり仕事の合間に激痛でイライラすることが多かったそうです。

 

先日 2回目の巻き爪矯正にいらっしゃい 非常に喜ばれていました。

 

特に「スロープを下る時に痛みが全くなかった！」と熱弁 されていました。

 

スロープを歩く時は下りの時に特に足の親指に嫌おうでも 圧がかかるのでとても痛かったそうです。

 

そして 面白かったのが、

「爪を今まで短く切ることがなかったのに爪を短くしたのでつま先の違和感がすごかった」とおっしゃっていました。

 

ツメフラ法では巻き爪矯正をする際に表面を薄く削ることはありませんが、爪の抵抗を少なくするという点と、食い込んでしまった 溝の跡を消すために爪を短く切ることが多いです。

それに加えて 次回来ていただくのが1ヶ月 ないし 2ヶ月 開くのでその間 爪が伸びてしまうのであらかじめ 切っておきます。

まだ爪の食い込んでいた後の溝は冷え切っていませんが いずれ 皮膚が元に戻ってくれれば良いと思います。

 

というのも 長期間 爪が食い込んでいた場合何度も傷つけてしまっている可能性がありますよね。

そういう 傷はなかなか治らないのです。

 

ただ 陥没していた皮膚はある程度は 膨らんでくるのでそうなってくれれば 巻きにくい指の形になるというわけです。

 

ちなみに 2回目の巻き爪矯正を行ったのは初回から40日ほどです。

初回の変化はもちろんですが2回目の時点でだいぶ 爪のカーブが緩やかになり ほとんど 健康な爪と変わらない角度になっています。

 

ただ これで終わりかと言うと、もう 何ヶ月か様子を見ることになると思います。

薪が強かった爪のクセが残っている場合が多いからです。

装具がついているために開いてはいるのですが 外して何週間か経つとまた元に戻ってしまう場合が結構あるのです。

 

2回目以降はだいたい2ヶ月ぐらいのサイクルで通ってもらうことになるので のんびりと保湿をして爪を健康にしながら過ごしていただければと思います。

 

巻き爪が綺麗になっていくのは見ていて楽しいですし、様が喜んでくださるのも非常に嬉しいです。

 

ただほとんどの方は 爪の角度よりも 痛みがなくなったことに対して喜ばれています。痛みは見えませんからね。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。